見付天神裸祭は、神社・参加町内、および関係団体が昔ながらのシキタリに従って、それぞれの立場で自らの役割を果たすことで成り立っています。ですから、細かな事前打ち合わせをしなくても、あの様なストーリー性のある祭ができています。しかし、その反面、自分が所属しているところのことは分っていても、他のところのことになると、互いにほとんど知らないというのが実情ではないでしょうか。
本稿の講演会は、この祭を寄り理解するために、他のところがどのように祭をしているのか勉強したいという考えから、富士見町自治会青年部により、見付天神社のご協力を得て企画されました。一部員である私は、この講演を拝聴すると同時に、録音記録することができました。永年に亘り、見付天神社の神職というお立場でこの祭に携わっておられた古田清氏のご講演は、私にとって大変参考になるものでした。単に録音記録しただけで、そのまま眠らしてしまうのは勿体ないと思いまして、文書化することにしました。
貴重なお話をして下さったばかりか、本稿を偏するにあたりご助力いただいた古田清氏はじめ、この講演を企画・運営された方々に改めて、心より御礼を申し上げる次第です。
平成9年12月10日
編者 後藤敏完