今年(平成元年)の3月まで、禰宜として勤めさせていただきました、古田清でございます。
お天神様のお祭というと、このようなもの(天神社大祭日程)が各町内より渡されて、皆様方はお読みになっていると思います。これには神事が書いてあると同時に、氏子側の働きを中心としたことが筋となっているわけでございます。要するに、神事の方はそれを説明するために書かれているという感じを持っております。
私が今日お話しするのは、神主のお祭が中心で氏子の方は或いは居なくなるかもしれません。それで、皆さんの考えていることと全然違うという面が出てくるかと思います。これは、自分の思っていることがたまたま本に書いてあると「これは俺の考えていたことは正しかったんだ、この人もこんな事を言っているじゃないか」というふうで学説とか通説となっていずに異なった意見であっても、たまたまその説が私の意見と似ていたために、可として取り入れたというような独断的なものがあるからだと思います。その点については、私も怪しいと思ったものは「怪しい」と申し上げますので、皆様方からご指摘いただけたらと思います。
これは、私が30年間ここで大祭を中心にお勤めしたものから考え出したものというふうにしていただけたらと思います。
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