本名、山中 笑(やまなか えむ)
嘉永3年、江戸四谷仲殿町に生まれる
元治元年、15歳の時、和宮の警護補佐役として江戸城に出仕
維新後、徳川家に従って駿府に移住
学問所の英語教師を勤めたとき、クラークやマクドナルドの影響により、
明治7年に洗礼を受け、キリスト教徒となる
明治13年に牧師となり、明治45年まで、東京、甲府、静岡、沼津、見付、
吉原と各地の教会を巡り伝道活動を行った
見付には明治38年より2年間在住、この間に、日本民俗学の第一人者・柳田國男氏と出会う
見付での住居は西之小路、現在の一番町、藤原写真館前であった
布教活動の傍ら、その土地の民族や歴史に関わる事象を集め、数々の著作に残した
主な著書には、『土俗談語』『甲斐の落葉』『見付次第』『吉居雑話』『仙梅日記』『共古日録』等がある
柳田國男の民俗学の出発点になるという作品『石神問答』は、研究者との往復書簡を集めたものだが、
山中共古との書簡はその半数以上を占め、我が国民俗学の確立に大きな影響を与えたことがよくわかる
昭和3年12月10日、79歳で永眠する
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